そんなわけで、S系統というバスがあって、混雑する時間だったのですが、
それに乗ってましたよ。。。と
んで、二十六歳くらいの、ソフト帽をかぶった男がいたわけですね。
編んだ紐を帽子に巻いているんですけど、リボンがわりだと思うのですよ。
首はひょろ長い感じです。
ここまでは問題ないです。
さて、バスなので乗客が乗り降りするわけですが、
男が、隣の客が押してくると、文句を言ったわけです。
めそめそと言っていたけれど、本当は厳しく言いたかったんじゃないかなぁ。。。
んで、席が空くと、男はあわてて座ってたんですね。
いやはや。。。
ほいで、二時間後、同じ男を、駅前の広場で見たわけですが、
一緒にいた男が、
「ボタンはボタンであるべきところにないと(コートを着込なすのは)難しい」
と言ってたんですね。
うーむ。。。
ってことで、オチのない話が流行しているので、流行に乗ってみました。
まぁ、そういう話なわけです。
2009/03/11 - 2009/04/17
この文章は小関悠が書いた。特に明記のない限り、この文章はフィクションであり、私と関係がある、もしくは関係のない、組織や団体の意見を示すものではない。
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