3.展開が読めない曲が好きだ。これはJam & Lewisの得意技で、共にJanet Jacksonの'Got 'Till It's Gone'と'Doesn't Really Matter'という傑作がある。前者は"
The Velvet Rope"のリードシングルで、彼女の声とQ-Tipの間の手、Joni Mitchellのサンプル、スクラッチが交互に浮かんで消えるという唯一無二の曲。後者は"
All For You"からの先行シングルで、ミドルテンポとアップテンポとスローテンポを行ったり来たりするポップミュージック。同様にThe NeptunesはJustin TimberlakeのソロデビューにこのJam & Lewisの(そしてMichael Jacksonの)様式を引用し、'Like I Love You'という、あまりに格好いいのでサビまで辿り着くのがすごく遅い曲を提供、アルバム"
Justified"の大ヒットを生んだ。以降、長くこの種の変な曲と出会わなかったが、"
Ms. Kelly"からのリードシングル'Like This'がようやく期待に答えてくれた。サビをラッパーが歌うこの曲は、終盤に曲調がどんどん変わっていく。これを聴くと、四小節のループトラックしか作れない数多のトラックメーカを押し退けて、Polow Da Donがなぜ売れっ子トラックメーカになったのかよく分かる。