youkoseki.com | 日記

me著者は小関悠です。ご意見などはyou [at] koseki [dot] ccまで。あるいはTwittermixiなど。全ての記述は特に明記のない限り著者が個人の立場で書いたものであり所属する組織などの立場や意見を示すものではもう全然ありませんしそんな権限もありません。

趣味で、"マフラーと出刃包丁"、"父がオオアリクイに殺されて一年がたった "を書きました。これまでの小説についてはテキストをどうぞ。また、お仕事で"さよならインターネット、と会社人は言った"と"ツイッター日本進出1周年:「140文字のお喋り」はなぜ面白いのか?"を書きました。これまでの仕事ぶりはプロフィールをどうぞ。

 
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2010/02/24 (水)

"Oracle Night" - Amazon.co.jp
2. "Oracle Night"読了。オースターの小説はだいたい最初に面白いツカミがあって、だんだんその裏から暗い雰囲気が生まれてきて、救いがない感じになって、でも主人公は納得して終わる。小説家が小説を参考に小説に出会う小説を書く……というメタ構造はいつも通り面白いのだけど、それは序盤だけで、中盤以降はなんだかぶつ切れの小話集みたいになっていく。構造好きの私はもったいないといつも思う。
 

2010/01/26 (火)

"The End Of The Affair" - Amazon.co.jp
8. "The End Of The Affair"読了。不倫の破局からはじまり、破局の原因を探るうちにものすごい展開をする物語。「完璧な小説」と言われるのも頷ける。ただ神の愛というテーマは私には難しかったかも。
 

2009/10/26 (月)

"The Book Of Illusions" - Amazon.co.jp
1. "The Book Of Illusions"読了。読むのに二ヶ月くらいかかった。私の知るオースターの作品ではもっとも恋愛小説っぽい。タイトルが示すとおりいつも以上に虚実の入り交じる展開には恐れいるが、脱線しすぎてなんの話だったんだっけと思うこともしばしば。それでもちゃんと収束するのが意外でもあり、あまりの収束ぶりに呆気にとられるところでもあり。暗い名作。
 

2009/10/11 (日)

3. "ドラえもん 2"読了。一番面白かったのは「悪運ダイヤ」の効果を示すためダイヤをのび太に渡して、ドラえもんが自分の頭をトンカチで叩くシーン。ドラえもんは無傷で、のび太が痛がる。もうちょっと他に効き目を示す方法があるだろ。
 

2009/10/08 (木)

"ドラえもん 1" - Amazon.co.jp
4. "ドラえもん 1"読了。ほとんど知っている話で、ドラえもんオタクだったんだなあと痛感した。「いや、そのりくつはおかしい」(夜の世界の王さまだ!)、「グエーッ」(あやうし!ライオン仮面)など名場面多数。一番笑ったのはタイムふろしきの効能を電柱の裏で目撃したスネオの表情の変化。
 

2009/08/30 (日)

"ネトゲ廃人" - Amazon.co.jp
2. "ネトゲ廃人"読了。なぜ今更こんなテーマで? と思ったが、中身もインタビューをまとめただけのルポ本で、統計も分析もほとんどなし。ネトゲってなにかしらという人向けなのかもしれないが、それにしては解説も少ない。立ち位置の分からない本。
 

2009/08/25 (火)

"The Door Into Summer" - Amazon.co.jp
5. "The Door Into Summer"読了。SFオールタイムベストといわれるくらいだから面白くないはずがない。半世紀以上前に書かれたとは思えない洞察も見事。ただし物語の味付けが、ロボット、猫、幼女というのはいま思えばずいぶん萌え向きの作り。オチは大人の男としてどうなのと思わないでもない。
 

2009/07/05 (日)

"The Light Of Other Days" - Amazon.co.jp
7. "The Light Of Other Days"読了。二ヶ月くらいかかった。序盤は会話劇だったのに、終盤は哲学になってしまい、私の英語力ではまだまだ難しい。それでも十分に面白かった。「遠くが見れるカメラ」が生まれ、混乱し、人々が許容したころに機能が増え、混乱し、の繰り返し。中盤まではまったく落ち着く暇なくスリリング。そしてラストはお手本のような完璧さ。邦題は"過ぎさりし日々の光"で、こちらもいいタイトル。映画向きの話ではないかしら。
 

2009/05/28 (木)

"かむろば村へ" - Amazon.co.jp
3. "かむろば村へ"読了。登場人物みんなが気持ち悪くていい味を出している中、引きこもりの男の子が爽やかでいい。
 

2009/04/23 (木)

"エイジ・オブ・アクセス アクセスの時代" - Amazon.co.jp
7. "エイジ・オブ・アクセス アクセスの時代"読了。iTunes人気を見たり、著作権法改正の揉め事を見たりして、所有ってなんだろうと考えていたところで誰かが紹介していた本。所有の時代は終わりアクセスが重要になるよ、ということを延々と書いている。賃貸住宅、車のリースあたりは当然で、アウトソーシング、フランチャイズなどの流行があり、そして人間関係や人生経験、文化までがアクセスによるビジネスの対象になるという話がまとまっている。アクセスがビジネスになるということは、つまり囲い込みが行われるということである。そのままSNS、ウェブ広告、iTunesやKindleといったデジタルビジネス論に転用できそう。2000年ごろにこんなことを書いているのだから慧眼だ。
 
 
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