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me著者は小関悠です。全ての記述は特に明記のない限り著者が個人の立場で書いたものであり所属する組織などの立場や意見を示すものではもう全然ありませんしそんな権限もありません。

"先読み「情報脳」の鍛え方 情報中毒サバイバルガイド"という本を書きました。

まじめブログ「辺境社会研究室」を立ち上げました。

2011/10/10 (月)

4. "ジュノ"を観た。高校生の女の子が妊娠する話。「妊娠もの」にあるような悲壮感はなく、主人公は生意気なジョークを繰り返すだけ。妊娠という状態に無邪気で冷めた主人公と、感傷的に盛り上がる周囲の大人との対比が面白い。ドラマ性はごくわずかで、あとは後に"インセプション"でアドリアネになる、主演のエレン・ペイジの魅力に尽きる。物語の歯車を回すのが主人公以下、女性ばかりというのは現代的かもしれない。"サンキュー・スモーキング"、"マイレージ、マイライフ"と、ジェイソン・ライトマン監督は外れがない。
 

2011/04/11 (月)

3. "マイレージ、マイライフ"を観た。素晴らしい映画だった。いつも出演作品をよく選ぶジョージ・クルーニーが、今回は企業のリストラ代行人となり、さまざまな土地に赴いては解雇通知を言い渡していく。彼はいつもホテルと飛行機暮らし、未婚、持ち物といえばトランクケースひとつという自由気儘な生活を楽しんでいるが、旅の途中で出会った同じ出張族のセクシー女性(ヴェラ・ファーミガ)、より効率的にリストラを敢行しようとするインテリの新入り、そして結婚を迎える妹と、三人の女性が現れて、彼の人生に影響を与えていく。人のクビを淡々と切って行き、財産や人間関係といったことを重荷と捉える主人公が、蓄積されていくアメリカン・エアラインのマイレージだけを自分の生きた価値と見なしているのは、我々の日常の拠り所のなさをうまく表現している。けっきょく主人公は人間関係の重要性を理解するが、しかし結婚に落ち着いてしまっては価値の単純化にすぎないわけで、だからなにが価値であるか放り出したように終わってしまうこの映画は素晴らしい。監督は"サンキュー・スモーキング"のジェイソン・ライトマン。テーマとは対称的に常に明るい映像が美しい。
 

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