1."
ウォールストリート投資銀行残酷日記 サルになれなかった僕たち"
読了。投資銀行というビジネスモデルが崩壊したことを期に読んでみた。もっとも、読者を思って分かりやすさを優先したせいか、あるいは会社への苛立ちを書き殴ったせいか、あるいは題にあるようにサルでもできる仕事だったせいか、投資銀行業務の細部というのはあんまり分からなかった。そのかわりに書かれているのは、ただただ仕事以外なにもない生活であり、それゆえに給与とパーティがゴージャスであることを除いて、サラリーマンに普遍的な部分も少なくない。誤魔化しに満ちたプレゼンテーション(8章)、人為的な分析(9章)、終わらない文面編集(10章)、そしてコピー(11章)について書かれた中盤は特に喜劇的である。無茶苦茶な上司の下での無茶苦茶な働きぶりは笑えるが、それでも彼らは法外なボーナスを得て、最後には人生の楽しみ方を学んだのだから、十分に幸せだろう。笑えると言えば、原書は2000年出版、邦訳は2001年出版という中で、舞台となったDLJが2000年に買収されてしまっていることも乾いた笑いを提供してくれる。著者は待ってたのかもしれないな。
2.それにしても、主婦の友社はおおよそ主婦の友らしくない本を多数発行しているな。ちなみに文庫版では"
サルになれなかった僕たち なぜ外資系金融機関は高給取りなのか"となっている。安直な「なぜ〜なのか」式命名。
3.Randy Newmanの"
Harps And Angels"をAmazon.co.jpで予約していたのだが、一向に届く気配がない。確かに当初より取り寄せに21日から35日かかるという怪しい表記ではあった。かわりに「手に入らないんだけど、もうちょっと待ってね。諦めてもいいよ」というメールばかり何度も届く。諦めろということなんだろう。そして、いまAmazon.co.jpを確認すると取り扱いなしになっている。一方でAmazon.comではIn Stock。「こんな商品頼まれても輸入しねーよ」ということなんだろうか。うーん、いい商売だな。
4.Lifehacking.jpに「ブロガー必見! 文章上達のための 12 と1/2のルール」というエントリーがあって、さてさてどんなものやらと思って見たが、あれこれ「ライフハック(笑)」っぽい12のルールを挙げたあと、最後に「こんなリストを見ているのをやめて、何か書くこと!」とあって、まともだと思った。思うに、文章上達には二つのベクトルがある。分かりやすい文と、心に残る文。前者はほんの少しのこころがけと書き続けることで、すぐに実現する。後者は才能があれば書けるのでなんの問題もないし、なければ書けないのでやはりなんの問題もない。
5.「ポーカーをしていて、テーブルの誰がカモか分からない時、カモはお前だ」ポール・ニューマン
6.日曜日にファルコンズは敵地でパッカーズに勝利し、今季三勝目とアウェイ初勝利を挙げた。この試合でもなかなかの活躍を見せた新人QBマット・ライアンだが、これでペイトン・マニングが新人の時にあげた勝利数に並んだそうな。そういう見方もある。