2.SDカードの予備を忘れた気がして家に戻る。鞄のポケットに入れてた。新しい鞄にまだ慣れない。おまけに鞄をひっくり返していたら、あやうくパスポートを残し忘れる。もう少しで少年ジャンプ並の打ち切りに遭遇するところだった。
3.成田空港は遠い。07:00に到着するが、予定していた北京経由の中国国際航空便がキャンセルになったと知らせ。行列に長く待ったあと、JALのパリ直行便に振り替えということになる。喜ぶところか。しかし、おかげで恋人とは前後の席に。ハネムーンに対する仕打ちとは思えない。
4.時間が大幅に余ったので、空港をぶらぶら。あちこちの両替場を見て、一番良いレートを探す。なぜ隣同士でレートが違うのか。ドラゴンクエストか。いずれにせよ171.71というレートは嫌がらせにしか思えない。
5.さらに時間が余ったので、展望デッキに出て行き来する飛行機を眺める。
6.10:40搭乗、11:10出発。時計を七時間戻す。
7.ほどなく寝て、起きて、06:30に朝食。恋人は後ろだし、iPodもNintendo DSも持って来てないので、機内映画で時間を潰すくらいしかすることがない。
8."
マイ・ブルーベリー・ナイツ"を観た。失恋した女が自分探しの旅に出るという以上のことは何一つ起きないぬるい映画。新しい男を見つけておきながら旅に出て、やっぱり最後は戻ってくるというだけの起承転結で、途中ちょっぴり寂しい出会いや別れもありましたとさ。ウォン・カーウァイだから絶対いつかドロドロの変態話になると思ってたのに、徹頭徹尾スイーツの妄想映画だったので無性にムカついた。ノラ・ジョーンズは動かないほうが可愛い。
9.12:15、昼食というか朝食というか、パンが配られる。
10."
エディット・ピアフ 愛の讃歌"を観た。忠実というか冗長というか、まっとうな伝記映画。作品中に語られる情報が少ないので、本人のことをある程度は知らないとなにがなんだか分からないことも多いが、そういう人間は対象外ということかしら。
11."
バンテージ・ポイント"を観た。アメリカ大統領の暗殺事件が、その場にいた八人の視点から繰り返し再生されるという映画。このあとどうなる!みたいなところでいったん終わり、次の視点でまた筋書きを掘り起こす、なんだかテレビドラマ的。どんな伏線が隠されているのだろうと序盤は興奮しながら観ていたが、結局は最後に悪人が出て来て、解決編よろしくあれこれ手の内を示すだけ。あの人が実は!とか、あの小物がここで!とか、ほとんどないのでつまらない。
13."
ジャンパー"を観た。世界中ワープ出来るようになった高校生が、あちこちに飛び回って遊び呆けているうち、ワープ警察みたいなのに追いかけられて戦う話。いじめられっ子だった主人公が能力を手にした瞬間、人が変わったようにやりたい放題する序盤はなかなか微笑ましい。でも後半の戦闘シーンは、いくら相手が武装した屈強な人間とはいえ、ワープあり対ワープなしじゃ勝てるだろ、と。
14.Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulleに16:50到着。うーん、現地表記は長い。第二ターミナル出口で四日分のParis Museum Passを購入€45で、あれこれ有名美術館に入れるようになるそうな。
15.RERの駅で、日本にいるうちにインターネット予約していたチケットを手に入れる。Rennes行きとParisに戻ってくるTGVは発券されたが、Mont Saint Michel行きのバスが発券されず。ともあれ、発券機そのものは英語も選べるので簡単に操作できるし、日本からもこうして事前予約が可能、おまけに事前予約割引も利用可能というのは、なかなか素晴らしい。
16.RER BでGare du Nordへ。"
地球の歩き方"をはじめ、あれこれに「治安の悪い路線」と書かれていたが、結局は一番便利そうだったので。€8.2で切符を買うが、さっそく恋人の切符が改札機というか検札機が動かない。日本のような自動改札ではないが、だからといって検札機に通さないと見つかった時に不正乗車になるらしい。地元民っぽい人も困ってる。結局、地面に落ちていた検札機に通して出発。スリや恐喝にビクビクしていたが、次第に東京メトロ並の混雑に。おまけに、冷房がないのか暑い。色々な意味で疲れる。
17.Gare du Nord到着。ホテルまで遠くないので歩こうかと考えていたが、改札から外に出たと思ったらMétroの駅にいた。RERには入る改札もなければ、出る改札もないのか。ちょうどホテル近くに向かうLine 4だったので、一駅だけ乗ってBarbès Rochechouartへ。こちらも車内は暑い。
18.駅から出たが、さっそくどちらに向かえばいいのか分からない。事前情報で「治安の良くない地域」とあったが、さっそく男三人が殴り合いをしていた。"
アメリ"の舞台になった下町界隈。一目でパリ症候群になりそうなくらい汚ないのはどういうことか。二分ほどとりあえず歩いて、反対だと気付いて戻る。現在地さえ分かれば"
地球の歩き方"片手にホテルに向かうのは難しくない。19:30にチェックイン。狭い部屋の窓を開けると、向かいのマンションから男女の愛の声が。これがパリなんだなあ、と妙な納得。
19.ホテルのエレベータがとっても狭い。ボタンを押しても光らないので、ちゃんと反応しているか不安になる。あと「閉」ボタンがない。ドアはエレベータ側半分だけ自動で、建物側は手動。日本も昔はこんなエレベータがあったのかな。
20.さっそく外出。恋人の友人がたまたま一人旅でパリを訪れているというので、日時と店だけ決めて合流を約束していたそうな。20:30の約束だったが、10分前にちゃんと店前で合流した。素晴らしい。店内ではまず当然フランス語メニューが出て来て、まごまごしていたら次に英語メニューが出て来て、それでも友人が英語辞書など持ち出して格闘していたら「Japanese?」と尋ねられ、「Yes」と答えると日本人シェフが出て来た。驚いた。
21.驚いたといえば、前菜にサーモンのカルパッチョを頼んだところ、皿に乗った野菜と、瓶詰めされたサーモンがでてきたのも驚いた。取り出して食べた。メニューは€30のムニュ一択だったが、美味しい、量が多い、ユーロ高すぎという結論に落ち着く。意識が泥のようになってきたので、解散してホテルに戻り、寝る。