1.昔はウェブページに広告を入れたり、アクセスを管理する1x1画像のビーコンを埋め込んだりするだけで倫理問題になってたなあ、とふと思った。いまはいずれも無言でAdBlockするだけである。Livedoor ReaderでRSS広告を取り除くLDR Ad-Entry BlockerというGreasemonkeyスクリプトが便利だ。AdBlockやGreasemonkeyの社会的認知度がめちゃくちゃ高くなったら、広告業界はどうするんだろう。全部Flashか。
2.スルー力の向こう側にある現象について考えている。スルー力というのは要するにBloggerはアクセス欲しさに無茶苦茶な論理で壮大な釣りをしかけてくるけど、そういうのはスルーしておくのが自分のためにも皆のためにも一番なのだよ、という意味に私は認識している。スルー力がなぜ「力」なのかというと、試されるからである。スルー力の弱い人間はスルーできない。スルーするには力が必要だし、力が必要ということは苦痛を伴うのである。大人の態度でスルーしたけどモヤモヤは残る、ということも世の中にはたくさんある。最近書いているGreasemonkeyやAdBlockは、最早スルー力ではない。ただ気付かないというだけである。私が提案したいのは、力ではなく、Greasemonkeyのような技術の助けを借りることで、そもそも無視することができれば良いのではないか、ということ。これは「嫌なやつが近くに住んでいるけど気付かないふりをしている」というのと「嫌なやつは引越をして出て行った」というくらい違う。
3.面白そうでRSSリーダーに登録したけれど、そのうち読まなくなるフィードというのがある。偶然一番面白いところに出食わしただけという場合もあるし、ちゃんと読んでみると面白くなかったということもある。こういったフィードの性質を解析すると「面白そうだけど気に入らなくなるだろうフィード」が類推できるかもしれない。登録しようとすると古いエントリーまで解析して「この類の書き方はどうせ読みませんよ」とRSSリーダーがアドバイスしてくれると、時間の節約になる。
4.アメリカ大統領選、民主党の候補者選挙で苦戦中のクリントン候補が「ロッキーと私には共通点がいろいろある。私は絶対にギブアップしない」と言ったらしい。asahi.comより。観たことないので知らなかったけど、ロッキーは最後に負けるそうな。いろいろあるけど全作品でなのかな。大阪府知事選挙に羽柴秀吉候補が立候補したとき、ポスターに「決戦!大阪冬の陣」というコピーが踊っていたことを思い出す。
5.「私のPVは一日53万です。ですが、トップページからあなたの個人サーバにリンクするような気はありませんからご心配なく」
6.人込みが嫌いな人は長生きすると人口が減るのでいいのではないか。
7.本屋に行ったら大学時代に講義を受講したことのある阿辻先生の新書が出ていた。"
漢字を楽しむ"という本。こんど買ってみよう。
8.私は大学が好きで五年通ったが、四年になる時に必要な単位が足りなかったのも事実である。全体の数もすこし足りなかったが、第二外国語の単位は全く足りなかった。第二外国語の単位が揃っていれば全体としても十分だったので、要は第二外国語のせいで一年大学生活が延長されたのである。
9.私が入学時に選んだ第二外国語は中国語で、大学では「チャイ語」と言われていた。なぜチャイ語を選ぶのかというと、他に比べて簡単だと専ら言われているからである。チャイ語の中でも特に簡単と言われている先生は学期始めにすごい数の学生が受講を希望するため、ジャンケンなど悲喜交々の戦いがあった。私もそういう先生を好んで受講して、簡単という情報を信じて授業には出席せず、テスト勉強もまともにせず、教科書さえ買わないこともあった。で、ほとんど落ちた。四年になってようやく、まともに講義に出たほうが早道かもしれんと気付いて、選んだのが「簡単ではない」と評判の阿辻先生の講義だった。京大で言うところの「簡単ではない」とは、出席が求められるとか、毎年試験が変わるとか、教科書そのままが試験に出ることはないとか、カンニングがバレるとか、そういうことである。ある時など、試験に出席したら隣があまりに堂々とカンニングをしていたので、私のほうがハラハラして試験どころじゃなかった事もある。ともあれ幸いにして先生の講義は面白く、単位も一気に揃った。なんだか私はいつも危ないところでいい人に出会う。
10.それにしても、教養のために第二外国語が必要というのは当然でも、なぜ情報学科が八単位も求めるのかよく分からない。
11."
ボナンザVS勝負脳 最強将棋ソフトは人間を超えるか"
読了。ここ最近、ボナンザのことを二度コラムに書いたので、当事者はどう思っていたのだろうと、いわば答え合わせとして読んだ。ボナンザ開発者の保木氏とボナンザと対戦した渡辺竜王の共著なのだが、竜王は「ボナンザはまだ格下で、何度とない対戦の中で人間に勝利することはあっても、能力として人間を上回ることはない」ということを何度も何度も言っているだけでつまらない。ポジショントークなのかもしれないが、なぜそう思うのかというところで「人間はすごい、プロは長時間練習してる」以上の理由が欲しい。保木氏の単著で、もっとテクニカルな話を含めたほうが良かったような。でも新書ってこういうものか。
12.川上が高橋、亀井、小笠原に三連続ホームランを浴びて負けた。そういうこともある。