1."
生物と無生物のあいだ"
読了。「生命とは何か」という問題へ取り組んだ著者の一ドラマとしては面白いが、分かりやすいとは言い難い比喩が多すぎてうんざりする。「それはちょうど、水槽の一隅に投じられた過マンガン酸カリのように速やかに拡散する」(145p)という比喩をどれくらいの人が「なるほど!ちょうど!」と理解するものなのか。ぽんぽん出て来る専門用語にまともな解説がないのも謎である。これじゃあ、なんとなく分かったつもりになれるだけだ。それとも私が読まないだけで、新書ってこういうものなのか。すごく売れているらしいけど不思議だ。
3."
アートスクール・コンフィデンシャル"を観た。偉大な画家になることを夢見て美術大に入学した純朴な学生が、わけの分からないしたり顔の批評、自分の才能の限界、出来るやつへの嫉妬、でもって恋などに揉まれる話。皆いかにも、という自意識過剰な嫌なやつで面白い。ただの「あるある」ネタに終始しない物語もある。"
バッドサンタ"(
11/03)に続いてテリー・ツワイゴフだが、ブラックで小ネタを挟みながら、ちゃんとオチをつけるのはえらい。