1.天気が良くて肌寒い。こういう日が一番好きだ。坊主頭には堪えるが。
2."
情報大爆発 コミュニケーション・デザインはどう変わるか"という本を読み始めたのだが、マクラの3pに誤植があって、5pには「QWERTY配列はわざと打ちにくいように作られた」という有名なデマが引用されていた。思うに、話のマクラに本論とは直接関係のない例を持ってくるのは前時代的なのではないか。ネット社会では本論とは関係のないところについて、この段落の私のようにネチネチと文句を言う人がたくさんいる。それに、自分でコラムを書いていても思うが「同じようなことは他にもあって…」という書き方は自身で思っているほど効果がない。「他は知らんが、この例ではこういう珍しいことが起きる」で終わったほうが、むしろオリジナリティを主張出来て良いのではないか。
3.この本の最後の方に、マーケティングというのはクリエイティビティが必要な機械化できない仕事、人間にしか出来ない奇跡の仕事、という段落があるのだけど、著者が電通の人だということを差し引いても本当かなあという気がする。Googleの功績の一つは、マーケティング/広告は自動化出来るという可能性を示唆したことではないか。AdSenseのように、属性/嗜好情報を使ってユーザやドメインに最適な広告を提示するという手法が一般化すると、今日で言うマーケティング/広告は必要なくなる。思いがけない人に思いがけない物を売るのがクリエイティビティのあるマーケティング/広告なのだと言うのなら、そういうプログラムが生まれる可能性だってあると反論したい。もちろん、人間の属性/嗜好が厳密には数値化出来ない以上、機械化されたマーケティング/広告が完璧であることはありえない。しかし、そもそもマーケティング/広告が完璧であることはありえないのであって、要は今日の広告屋さんより優れているかどうかである。私はすぐにそういう未来が来るのではないかと思う(そして、ほとんどの広告屋さんは死ぬ)。そもそもGoogleの検索ポータルはウェブ全体の情報を用いて、クエリに対し最適なウェブサイトを提示することにかなり成功している。無数の個人情報を用いて、個々人の属性/嗜好に対し、適切な商品広告を見せることが出来ないはずがない。
4.PCの再起動には時間と手間がかかる。脆弱性があるとか言うからアップデートしているのに「再起動が必要です」「再起動して下さい」とか言い出すソフトウェアは傲慢そのものだ。「再起動のお時間を頂けますか」くらいにして欲しいもの。
5."
モーターサイクル・ダイアリーズ"を観た。帰宅した恋人も途中から一緒に。若きゲバラを描いたロードムービー。病や貧困に暗くなったり、音楽や美人に明るくなったりする日々を描く。事件らしい事件は起きないが、淡々と旅が進む一方、一つ一つの物語は生々しい。対比が美しい。