3.時間に余裕があったのでコンタクトレンズを買いに寄るが、眼科がやけに込んでいて大失敗。ファッション雑誌を眺めながら携帯電話に触っている若い母親と、ウォーリーを探せを読んでいる子供が待ち合わせ室にいた。母親の携帯電話から時々「シャキーン」という音が聞こえるので一体どういう機能なんだろうとちょくちょく見守っていたら、子供が「うるさくて迷惑だよ…」と注意していた。こちらの視線が気になったらしい。
4.コンタクトを毎日つけていると眼が酸素不足になるので週に一度は外しておくように、と注意された。理屈は分かるが、それならばデイリーという名称に問題があるのではないかしら。「眼鏡は?」と聞かれたので「持ってません」と答えたら鼻で笑われる。マゾヒストにはいい眼科だと思った。
5.池袋に半時間遅れて到着、友人と昼食。Loftに猫用のハンモックがあった。幸せそうで羨ましい。
6.渋谷に出て、東急ハンズで恋人がビリーズ・ブートキャンプを購入。私は麻のバス用タオルを買う。それからHMVでセール品を物色。
7.ぴあフィルムフェスティバルの目玉作品、"
ナッシュビル"を観る。1975年に公開されたこのロバート・アルトマン監督作は、なんでも作中に沢山ながれる音楽の権利問題などのせいだとかで日本ではDVD化・ビデオ化が行われておらず、国内ではおおよそ30年ぶりの上映になるそうな。チケットは完売、キャンセル待ちの受付もあり。ロビーで待つ観客の平均年齢は高めで、男女比は9:1くらい。あちこちで挨拶が交わされており、映画マニアのコミュニティを垣間見る。上映前にはプログラムの前説があり、上映後は拍手。演劇的だった。
8.肝心の中身は、とても面白かった。24人160分の群像劇で、アルトマンの他作品と同様に、細々とシーンを切り替えながら小ネタを中心に進んでいく。状況説明は少なく、会話は断片的だが饒舌。音楽、宗教、恋愛、政治、銃といった話題の背後には、いつもアメリカなるものの影。こういう映画をアメリカ映画というんだろうなあ。
9.連れて行った恋人と映画について見解の不一致があり、カレー屋で眼から汗を流す。最近凹むことが多かったこともあり、人と人は分かりあえないのか、などと大袈裟に考え始めたら止まらなかった。どこかで冷静に"
おひっこし"に蕎麦屋でイタリア人が突然泣き始めるシーンを思い出した。「今まで色々な映画に付き合ったが、本当に趣味が合わなかったのは"
マルコヴィッチの穴"と"
M★A★S★H マッシュ"くらいじゃないか」と言われて正気に戻る。