1.Googleはどこまで中立だろう。「Googleの考え方」というセミナーでそのことを問われ、「数学的な計算結果によるページ順位を、そのまま表示しているだけです(だから、中立です)」と答える一幕があったそうな(悪徳商法?マニアックス「グーグルとは何か第1回」より)。どうやらGoogleはクエリーに対して良い結果を導き出すことを、与えられた数学の問題を解くのと同じように捉えているようだ。これは、はっきり言ってひどい。「良いとはなにか」という問題は決して数学のレベルに落とし込めないし、数学ではない以上、数学的中立というのは虚構である。
2.もうすこし検索サイトも乱立すべきなんだろう。新聞や雑誌のように。「あの検索サイトは左より」とか「あの検索サイトはバブリー」とか言われる時代が来るべきなんだと思う。GoogleとYahoo!、MSNくらいしかないから「自分たちは中立(じゃなきゃいけないんじゃないか)」なんてことを考え、ユーザーもそんな幻想を求めてしまう。
3.書いてて思ったけど、新聞記者というのはどれくらい自分の中立性を信じているのかな。まあ今や新聞が中立なんて思っている人はいないだろうから(さもないと中立がたくさん生まれてしまう)、記者がどう思っていようと構わないのだけど、対比として持ち出した以上ちょっと気になる。
4.原美術館に行くつもりだったが、会社を出るのが遅れたためにまた来週。
5.はじめてコンピュータに触れたのは小学校に入ってすぐくらいの時だったと思う。そのころ父が働いていた会社でエディタを使った記憶がある。なにかFEPが動いていて、自分の名前とか、好きなファミコンゲームのタイトルを入力した。印刷もしてもらった。コンピュータはすごいと思った。中学に入ってPC98を買ったが、なぜかMacPowerを読んでいて、ドン・ノーマンのインタビューに出会った。インターフェイスを誰かが考えなきゃいかん時代が来ると思った。高校生に入ってMacを買い、やはりMacPowerを読んでいたら、HTMLの書き方を解説する連載が始まった。それまでプログラミングが出来ないコンプレックスを抱いていたが、これなら出来そうだと思ってインターネットを始めた。あれこれあって今、僕はけっこうコンピュータにもインターフェイスにもインターネットにも詳しくなった。しかし幸か不幸か、それらはそれぞれ当時では考えられないくらい流行ってしまった。おそらく日本に一番多い専門家はコンピュータの専門家ではないだろうか。最近、自分の専門性のなさを感じる。
6.中高生のころ、僕や当時の友人をコンピュータおたくと呼んでいた人達がSEとかになっているのはすごく不思議な感じがする。