2. 最近blog上のどの議論もループしているように思えるという議論が既にループしているように思えるという議論がとっくループしているように思えるくらい非常にループしている。そろそろ議論のループを楽しむ方法というか、メタ議論みたいなものを考えなければならないと思うのだが、こういうのは人文学系で嫌というほどノウハウがありそう。いや、ノウだけがあってハウはないか?
3. 例えば「柳沢氏ね」「じゃあお前なら決められたのかよ」「俺はサッカー選手じゃねえよ」「出来ないなら黙ってろ」みたいな言い争いには、「とりあえず南アフリカ大会まで俺に監督を任せろよ」くらいのメタ意見を持ち込まないと駄目だと思う。「お前じゃ駄目だよ」「なんで駄目なんだよ。ヘッドコーチはエンゲルスにするぜ」
4. mixiに修正不能な脆弱性があるというデマが、当のmixiの日記上で広がっているようだ。「メールや本名などの個人情報が漏洩するそうです!」「他のマイミクさんに(できれば全員に!)ぜひ伝えてください!」という内容で、要するによく出来たチェーンメイル。プログラムの脆弱性は厳格に修正出来るが人間の脆弱性はそうはいかないという意味で、ソーシャルハッキングに通じるものがある。勉強になった。
5. なぜこんなことになったのだろう。mixiにはリテラシーが低い人が多い?それは十分ありえるかも。人々がコミュニティに分断されると、必ず「弱い人の集まるところ」というのが出てくる(
06/18)。ただこれは、セキュリティ意識とかリテラシー教育の問題というより「知らない人の言うことを信じてはいけません」という程度の話。mixiはインターネットという仮想空間の中に生まれた仮想コミュニティなので現実とは二重の乖離がある、ように思ってしまいがちなのが問題の根本ではないか。
6. あ、直前にCSRF脆弱性を突いた本当の脆弱性があったのか。デマも同じ攻撃者(はまちちゃん)によってもたらされたが、こちらは広める意図はなかったらしい。今回の件で分かったのは、mixiには多くのユーザーが「本名などの個人情報が漏洩する修正不能な脆弱性があってもおかしくない」と思い込む程度の信頼性しかない、ということ。脆弱性は
06/18深夜に修正されたそうだが、騒ぎが大きくなったからか、今日になって「小一時間で直したよ」というリリースが出てる。
7. 最近ネットコミュニティ論ばかり書いているのは、一日中blogを読んでいるからに違いない。僕のようにネットコミュニティを論じる人達のほとんどはきっとネット中毒なんだろう。例えば2ちゃんねる研究家が2ちゃんねるを読むことを「フィールドワーク」と呼べるだろうか。
8. マスメディアによると、オーストラリアに敗北した瞬間から日本のグループリーグ突破には「奇跡の」という形容句が相応しいものとなり、クロアチアに引き分けた現状では「ますます奇跡の」結果が求められるそうだが、いったいどれくらいの確率と見積り、どれほど以下なら「奇跡」という言葉が相当だと思っているのだろう。サッカーで「奇跡」というのは、チャンピオンズリーグ決勝のロスタイムに逆転するようなことではないのか。あるいは長嶋茂雄が「メークミラクル」と言った時、それは確かに奇跡的なことと思われた。対して日本がブラジルに何点か入れて勝利し、オーストラリアがクロアチアと引き分けるか僅差で敗れる確率はけっこうあるように思う。日本は強豪国といい試合をすることが多い一方、ブラジルにとっては消化試合だし、そもそも今大会でいいサッカーをしていない。オーストラリアはいい試合をしているが、実力としてはクロアチアの勝利が妥当で、しかも両者とも得点力はそんなにない。前者が五分五分の試合、後者はクロアチアが少し有利と考えると、引き分けを考慮に入れても10%くらいは「奇跡」が起きる確率はあるんじゃないだろうか。降水確率10%では、奇跡的に雨が降るとはいわないと思うのだけど。
9. なんだか歯が痛い。どこが痛いというわけではないので、精神的なものだと思う。でも歯医者には行ったほうがいいんだろうな。
10. スウェーデン対イングランド。朝に30分ほど、夜に残りを観戦。イングランドは38年間スウェーデンに未勝利だそうな。スタメンに復帰したルーニーがオーウェンとコンビを組むが、そのオーウェンは怪我で前半4分に交替。今大会は一試合に一人が怪我でいなくなるという雰囲気だ。試合はイングランドが常に先手を取るが、最後に全く目立っていなかったラーションがボールを押し込んで引き分け。両チームとも決勝トーナメントへ。一番見どころだったのは交替でベンチに下がったルーニーの不貞腐れぶり。
11. ルイス・フェリペ・スコラリとビル・マーレーは似てる。
12. ベッカムは醜男だったら、けっこうサッカー通に好かれそうなプレースタイルだと思う。