2. Kindleが届いた。第三世代、3G付きのほう。本体にカバー、送料が$26.97、預り金が$12.54で、総額$263.5。おまけに関税が500円。領収書が同梱されていなかったけれど、預り金の処理が終わってから届くのだろうか。
3. しかしモデルが変わっても名前を踏襲するのは混乱を招くだけなのでなんとかして欲しい。世代数なんてオタクしか覚えてないわけで。このネーミングを流行らせたアップルの罪は深い。
4. 実際にしばらく使ってみたが、ほぼ完璧という印象。100点満点で90点くらい。小さく、軽く、読みやすい。読書端末に求められる要件をきちんと満たしている。iPadはこれらの要件をなにも満たしてない。Kindle対iPadとか言ってた人はそもそもちゃんと両者を見比べていないか、読書に興味がないに違いない。
5. あと、おまけだと思っていた日本語フォントが綺麗で驚く。縦書きとルビなんかに対応すれば、もうそのまま日本で売れる。さっそく手元のテキストファイルを転送してみたが、UTF8では文字化け。EPUB形式をkindlegenでmobi形式にすれば、署名や著者が文字化けする以外はなんの問題もない。USBですぐPCと繋がり、データを転送できるのは素晴らしいの一言。
6. もちろんKindleに不満がないわけではない。電子ペーパーの切り替えはさらに早いほうがいいし、ライバルのSony Reader新モデルのようにタッチスクリーンを採用すればメモ書きもできるようになる。SDカードスロットはあったほうがいいし、ボタンは総じてクリックがなくて使いづらい。それにベゼルの太さを考えるとまだ小型化・軽量化の余地はある。でも、こうした付加価値を付けて200ドル台になるよりは、今の仕様で100ドル台のほうがずっといい。次モデルに求められるのも、こうした付加価値を加えることではなく、99ドルで売ることだろう。iPodはMP3プレーヤーとしてなによりも安かったし、iPhoneもスマートフォンとしてなによりも安い。Kindleも同じ売り方で成功している。
7. というか月に何万も本を買う人にとってみれば、ハードカバーが安く読める読書端末が高々二万円ほどで買えると言われれば、そりゃあ買うよな。もしKindleを高いと言う人がいたら、それは本を読まない人なわけで、そもそもKindleの想定顧客じゃない。
8. あと不満といえば、せっかくの電子書籍なんだから、もうすこし設定項目は増やせないものかと思う。たとえば行間はもっと空けたい。スリープ時に作家の絵が出てくるのもちょっと意味が分からない。電子ペーパーの特性を生かして、そのまま読んでいた文章を残してくれればいいのに。もしくは紙の本に倣って、スリープ時は表紙を出すといいかもしれない。
9. 専用カバーも同時に購入してみたがこれは失敗だった。本革で見た目はとても良いが、重くて太い。取り回しが悪くなる。利用するときは端末だけを持ち、片付けるときはスリーブのようなものに収納するほうがエレガントだろう。
10. さっそく"
Super Sad True Love Story: A Novel"を購入して読みはじめた。まずタイトルがいい。中身は若い韓国人に一目ぼれする冴えない中年の未来SFである。アメリカ文化ジョークが多すぎて私の理解力ではなかなか追いつかないけれども、とりあえずFOXがバカにされているのは分かった。
11. 申請したビザを取りに行く。自由が丘駅まで歩くのが億劫なのでバスに乗ったが、道路が混んで遅いので駒沢大学で降りる。半蔵門線直通東横線、表参道乗り換えで乃木坂へ。国立新美術館って六本木より乃木坂のほうが近いんだっけ、というくらいの認識だったので、駅直通と知って驚いた。
12. マン・レイ展。シャツからボールペンまでグッズが並ぶ最後のミュージアムショップが一番それらしかった。あと、日本人女性がモデルをやっていて、しかも磯崎新の妻(宮脇愛子)だとは知らなかった。
13. ぶらぶらしていたら21_21DESIGN SIGHTで佐藤雅彦ディレクションの「これも自分と認めざるをえない」展があると気付く。覗いてみるも、混雑で展示によっては40分待ちとのこと。さすがに待つほどのことでもないと思って断念。すこしミッドタウンを回って広尾へ。ナショナル麻布、明治屋などを巡り、サブウェイで夕食。ポテトがしけってた。